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コンテナハウスのメリット・デメリット

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鉄骨のカッコよさとお洒落さを兼ね備えているコンテナハウス。
住居として構える事も可能ですが、お店だったりお庭に設置して趣味の部屋にしたり、離家にしたり、様々な用途で活用できるという事で徐々に注目を浴びていますが、コンテナハウスって実際どうなの?と不安に思っている方もいらっしゃいますよね。なので今回はコンテナハウスのメリット・デメリットをしっかりご紹介させて頂きます!
 

メリット

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メリット①重量鉄骨の家よりは安い

厚さ6mm以上の鉄骨(重量鉄骨)の建築物として考えれば、コンテナハウスは一般的な鉄骨住宅よりローコストでの建築が可能です!
※あくまで鉄骨住宅よりは安くで建てられる、というだけで平均して木造住宅程度、又は以上の金額はかかります。
 

メリット②工期が短い

一般的な注文住宅では、資材を運び込み現場で大工さんたちが組み立てるため完成までに半年ほどかかる場合がありますが、コンテナハウスは工場で作ったコンテナを設置するだけですので比較的工期も短く収まります。
また、コンテナという特性上、天候に関係なく内部の作業ができる事が多く、天候による工期の遅れが少ない為、少しでも早く家を建てたい!と考えている方にはおススメです。
 

メリット③耐久年数が長い

木造の場合はシロアリ被害や虫が発生しやすいですが、木造に比べるとコンテナハウスは断熱材にシロアリ被害が発生すること少ないです。
「コンテナハウス鋼鉄製だから錆びやすそう・・・」というイメージがあるかもしれませんが、外壁塗装のメンテナンスさえ怠らなければ、40年以上に渡って長く使用可能で、木造住宅の経年劣化による修理の方が、より手間と費用がかかることも考えられます。
 

メリット④デザイン性が高い

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コンテナハウスの最大の魅力は、デザインの自由度です。コンテナを縦に並べたり横に繋げたり、上に積み上げたり、斜めに接続したりなども出来、拡張や増築も容易で開口部の設置の制限も少ないです。
現在日本でコンテナハウスを利用している家・お店は少ないので住居としても店舗としてもオリジナリティが出せて目立ちます。また、コンテナの外観のペイントや加工も可能なのでお店の場合はロゴなどを入れ広告としても利用可能です。
 

メリット⑤移設を行う事が可能

基本的に家は一度建てればずっとその場所にあり、解体する以外方法はないのですが、コンテナハウスは移設が可能です。
外壁塗装のメンテナンスを行っていれば、40年以上も頑丈さを保つことができるので、子供が生まれた頃には子育て環境の良い場所に建てて、20年後子供が巣立った時には違う場所に…と言った事もできます。
 
 

メリット⑥断熱対策はバッチリできる

 
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「鉄板」「コンテナ」と聞くと熱や寒さが伝わりやすく、夏は暑い・冬は寒いというイメージをお持ちの方が多いのですが断熱対策をしっかりとれば問題ありません
北海道ニセコに冬季限定で登場した『オネストビー』の店舗では、受付ということもあり意匠性を重視して大きなガラス面を設けています。その分、断熱性能が落ちてしまうため、対策として内壁に吹き付け発泡ウレタン 50 mm を施しています。発泡ウレタンで覆われたコンテナの内壁は空気に触れることがないため、結露対策にもなっています。暖房設備を入れれば冬でも暖かい環境を保つことができます。
 

デメリット

デメリット①設置出来ない場所がある

コンテナハウスは、建築する際トラックでコンテナを運び、クレーン車でコンテナを吊り上げて設置します。
なのでコンテナを設置する場所や、搬入経路の道路幅が狭くてトラックが通行できない・電線が近くにあるなどのクレーン車でコンテナを吊り上げてトラックに積載できるスペースが無い場合は設置ができません。
※パーツとして運んで現地でコンテナに組み上げることも可能ですが、もちろんコストは増大してしまいます。また、市街化調整区域や農地など設置不可な土地もございます。
 
 

デメリット②移動は出来るけど簡単じゃない

コンテナ1台もしくは2台程度の家であればそれほど難しくはありませんが、コンテナが複数台組み合わさっているような家・お店の場合、大がかりなものになればライフラインをすべて外し、全て運べる状態に分解し、基礎からはずして移動します。
引越し先の新しい土地の購入費用・基礎工事・再組み立て費用・ライフラインを引く費用などが必要になりますので。移動は可能ですが、思い立ったらすぐできる!と言う程簡単なものではありません。
 

まとめ

いかがでしたでしょうか。メリット・デメリットを考慮しても、コンテナの鉄板感などが好みの方であればコンテハウスで住宅を建てるのはコストパフォーマンスがいいと思います。
「注文住宅」といえば木造や鉄骨造などを想像する方が多いかと思いますが、1度コンテナハウスもご検討いただければと思います。詳しい話が聞きたい!こんなところはどうなの?という疑問がある。という方はお気軽にお問い合わせください。
 
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