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2021年8月

トイレリフォームの種類と費用【メリット・デメリット】

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トイレリフォームと一口に言っても種類や見た目、機能、デザインはたくさん。「トイレをリフォームしたいけど、何にした方がいいのかな…」とお悩みの方必見!
今回はトイレリフォームで特に悩む「形状」に絞って
リフォームや住宅設備機器に長年携わったからヤマトシだからこそお伝えできる、メリット・デメリット、またリフォームにかかった費用の実例などをご紹介します。ぜひあなたのお家にピッタリなトイレを見つけてください。

 


 
 ー まずはトイレの違いと特徴を知ろう! ー 
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 組合わせトイレ 
 
便座とタンクと便器を組み合わせたトイレの事を「組み合わせトイレ」といいます。
よるあるお馴染みのトイレですね。
 
 
 
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 一体型トイレ 
便座・タンク・便器の3つのパーツが全て一体となっているトイレを「一体型トイレ」といいます。
近年よく見かけるようになったタイプで、凸凹が少なくスタイリッシュなのでお洒落なトイレ空間になります。
 
 
 
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 タンクレストイレ 
 
その名の通りタンクが無いトイレのことを「タンクレストイレ」といいます。
タンク式のトイレでは、一旦タンクに水を溜めて、排出する力で流しますが、タンクレストイレは、水道から直接水を電動で流し込む作り「水道直結型」になっています。
 
 

 
 
 ー 3種類のトイレのメリット・デメリット ー 
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 組合わせトイレのメリット 
・タンク・便座・便器それぞれのパーツを好きに選ぶことができる
・故障したらそこだけ交換も出来るのでメンテナンス費用が安い
・価格がリーズナブルなのに、節水性・清掃性も充実
・タンク式なので水圧の低い所でも使える
 
 組合わせトイレのデメリット 
・複数のパーツが組み合わさっているため、掃除がしにくい
・スタイリッシュな空間を作るのが難しい
・連続使用をした場合、水量が足りなくなる場合がある
 
組み合わせトイレは便座・タンク・便器それぞれのパーツが分かれているので便座が割れた際などはそこだけ修理すればOKなのが嬉しいですね!
 
 
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 一体型トイレのメリット 
・一体型トイレは全てのパーツがくっついているため、凹凸が少なく掃除がしやすい
・ スタイリッシュでスッキリとした空間が作れる
・手洗いあり・なしを選べる
・タンク式なので水圧の低い所でも使える
 
 一体型トイレのデメリット 
・一部分の故障でも全体を交換する必要がある
・ 機能の組み合わせができない
・連続使用をした場合、水量が足りなくなる場合がある
 
便座が故障すれば、機能部(タンク・温水洗浄便座)ごと交換する場合があるので、メンテナンス費用が高いですが、スタイリッシュな空間づくりやメンテナンスの楽さは嬉しい!
 
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 タンクレストイレのメリット 
・凸凹が少ないので掃除がしやすい(タンク掃除の必要もなし)
・デザイン性&カラーバリエーション豊富
・コンパクトなので形状でトイレ空間を広く使える
・水道直結でトイレを流せるので問題なく連続使用が可能
 
 タンクレストイレのデメリット 
・一部分の故障でも全体を交換する必要がある
・手洗いが必要な場合別途購入(トイレとは別に給排水管の設置工事が必要になったりする場合も)
・水圧の条件によっては設置不可能
 
他のトイレとの1番の違いはタンクが無いので連続で水が流せること。タンクが無い分圧迫感がなく、タンク式に比べると狭いトイレ空間でも少し広くなったように感じますね♪


 
 ー トイレリフォーム費用 ー 
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トイレの種類はわかったものの、気になるのは費用ですよね。なんとなく組合わせトイレは安いけれど、タンクレスになると高い、という印象がある方も多いのでは。
トイレリフォームの費用は、トイレ本体のグレードによる価格の差とリフォーム内容で金額が変わりますが、一般的な費用総額は10万円〜50万円程度です。
リフォーム費用の内訳としては、トイレ本体の価格と基本工事費用+αです。
 
・トイレ本体の価格:7万円~10万円以上
・基本工事費用   :2万円〜3万円程度
・+α        :床の交換 ・壁紙や天井の交換 ・電気工事 ・コンセント設置費用・コーナータンクの設置
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合計       :10万円~50万円
 
よくご相談頂く代表的な「洋式トイレから洋式トイレへ」、「和式トイレから洋式トイレへ」のトイレリフォームの費用実例をご紹介します。
 
 「洋式トイレ」⇒「洋式トイレ」リフォーム実例(本体のみの交換の場合 )
 
トイレ本体価格(組み合わせトイレ):7万円
基本工事費用              :3万円
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合計                :10万円
 
※トイレ本体がウォシュレット付きなどの場合はコンセント設置や電気工事が必要になったり、壁紙や天井などの交換が必要となると+αの費用(25万円程度)が発生してきます。
 
 「洋式トイレ」⇒「タンクレストイレ」リフォーム実例(本体のみの交換の場合) 
 
トイレ本体価格(タンクレストイレ):30万円
基本工事費用              :5万円
配管工事費用           :3万円
トイレ解体処分費用        :3万円
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合計                :41万円
 
 
 +αで手洗い器も設置する場合 
手洗い器本体    :6万円
設置工事費用    :3万円
配管工事費用    :3万円
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合計        :12万円
 
※トイレの交換費用41万円+手洗い器12万円で合計53万円程度のリフォームです。
 
 「和式トイレ」⇒「洋式トイレ」のリフォーム実例 
トイレ本体価格(組み合わせトイレ)   :10万円
基本工事費用                 :5万円
交換+壁紙交換+電気工事+コンセント設置:25万円
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合計                   :40万円
 
和式トイレの場合、床が一段高くなっていることが多く床の交換が必要になることがほとんどです。また、給排水管の位置調整や大幅な内装工事も必要なケースがあるため、リフォーム費用が高額になりやすいです。
 

 
 ー トイレを更に快適に!おすすめトイレリフォーム+α ー 
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トイレは、家族全員が長い期間使うものなので将来を見据え、よりトイレが快適に使えるようバリアフリー機能や収納スペースなどを取り入れるご家庭も増えてきています。
値段もそんなに高額にならずに安全・安心なトイレ空間が実現するのでトイレリフォームの際にはついでにリフォームすることもオススメです!
 
 
 バリアフリー機能 
ご高齢の方がいる場合や、ご自身の将来の生活を考えた場合にぜひ取り入れてほしいリフォームです。
・段差解消    :約5000円〜4万円程度
・手すりの取り付け:5000円〜3万程度
・引き戸への交換 :2万円〜10万円程度
 
 収納スペースの追加 
トイレットペーパーや掃除用ブラシ、トイレ洗剤などを収納できる空間を設置すると、トイレをすっきりキレイに保つことができるのでおススメです!
・収納用アクセサリー   :5000円~
・埋め込み式や収納棚の設置:2万円〜10万円程度
 

 
 ー グレードがいいものがいいものではない ー 
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トイレは、本体のグレードによって価格が大きく異なります。
最近のトイレには様々な機能がついたものがあり、機能が増えるほど本体価格も高くなりますが、家族にとってはそれよりもバリアフリー化が大切な場合もあります。
ヤマトシではお客様のご要望を聞いた上で、どの機能が本当に必要なのか、この機能は不要じゃないのか、など提案し、ご家族やライフスタイルに合った無駄な出費のないリフォームを実現するように心がけております。
 
トイレをリフォームしようと思っているけれど、うちにはどんなトイレが合っているのかな?など専門家目線の意見が欲しい場合や、ちょっと詳しく話を聞きたい!という方はぜひお気軽にお問い合わせください。