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2023年5月

コンテナハウスで夢のカフェ開業!意外と費用がかかる?

「コンテナハウスでお手軽にカフェ開業がしたい!」という人も増えていて、コンテナハウス人気が高まっています。
しかし、実は費用の高さから断念する人も多いんです…
なので今回は、「実際のところ、どれくらい費用がかかるの?」「コンテナハウスのメリットは?」という疑問にお答えします!
 

コンテナハウスでカフェ開業するための費用はどれくらい?

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ガレージや事務所、店舗など幅広く利用されるコンテナハウスですが、無骨さがおしゃれなことからカフェの店舗としての人気が高まっています。
コンテナハウスでカフェを開業するためにかかる費用をまとめました。

土地代

まずはコンテナハウスを設置する土地の確保をしなければなりません。
土地選びによって土地代はピンからキリまでかなり幅があります。
カフェ開業にあたって譲れない立地条件や土地にかける予算などをあらかじめ決めておくのが◎
コンテナハウスは設置に条件があるので、運び込める広い空間があるかどうかは必ず確認しましょう。
コンテナ代
コンテナハウスの価格は大きさによって異なります。
サイズごとの価格の目安は次の表のとおりです。
10フィート 約90万円~
20フィート 約100万円~
40フィート 約190万円~
 
 
カフェの店舗として利用する場合は10フィートでは狭いので、20フィート以上の大きさのコンテナハウスがベターです。

輸送代

コンテナハウスは工場で組み立てた形で大型トラック等で輸送するので輸送費がかかります。
コンテナハウスの大きさや輸送距離にもよりますが、4~25万程度と考えておきましょう。
周辺の道路状況によって変動することもあるので見積もりをとっておくと良いでしょう。
 

内装・外装代

コンテナハウスはそのままでは断熱性が低いので、店舗として快適な空間をつくるには断熱性や気密性を高める必要があります。
内装や外装はどれくらいこだわるかによっても大きく変わりますが、最低限10~50万はかかるでしょう。
デザインや快適さを追求すれば内装・外装にかかる費用は上限がありません。
工事代
空調設備や水道設備、電気配線などの工事にかかる費用も必要です。
主にかかる費用を次の表を参考にしてください◎
 
​基礎工事・コンテナ設置工事・仮説工事費 350万円~
電気設備工事・給排水設備工事費 550万円~
ウッドデッキ設置工事費 60万円~
 
 
窓の設置、コンテナの錆び防止のコーティング費用も含めるとさらに15~50万円ほどはかかります。
コンテナを連結したり重ねたりする場合は外階段を設置することもあるでしょう。トータルでは1000万円程度必要になることも。
工事代は業者によっても大きく変わるので、複数社から見積もりをとって比較すると良いかもしれません。
 
コンテナハウスを利用してカフェを開業する場合にかかる費用は次のとおりです。
20フィートのコンテナハウス (内装工事・輸送費など含む)
※土地や外構、設備費は除く
600万円~
 
 
 
立地や建て方によっても異なりますが、トータルでは1000~2000万円ほど用意しておくと良いでしょう。
カフェの店舗として利用できるコンテナは輸送用のコンテナとは異なるもので、日本の建築基準法をクリアできる建築用コンテナのため一軒家を建てるのと同じくらい費用がかかるイメージです。
 

コンテナハウスでカフェ開業するメリット

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安いイメージから検討されることも多いコンテナハウスですが、コンテナハウスでカフェを開業するメリットは何でしょうか?
こだわりのある人にこそ実はおすすめしたいコンテナハウスのメリット3つについて解説します。
 

メリット1:設計の自由度が高い

コンテナハウスは狭いイメージがありますが、重ねて2階建てにしたり連結したりすることが可能で自由度が高いので広くすることもできます。
コンテナハウスを斜めに設置することもでき、アイディア次第で独創性の高い外観も実現可能です!
お店の経営が軌道にのってきてから増築することも比較的容易にできます◎
 
テナントを借りる場合は原状回復可能かどうかなど制約がありますが、コンテナハウスであれば自分好みのカスタマイズも自由自在。
自分だけのおしゃれなカフェを手に入れられるのは、コンテナハウスならではのメリットといえるでしょう。

メリット2:工事期間が短く済む

一般的な建築物は資材を現場に運び込んで建てるので、完成まで半年ほどかかることもあります。
対してコンテナハウスは工場である程度組み立てられたものを運び込んで設置するので、図面作成から引き渡しまで1~3か月ほどが目安。
天候の影響で工事期間が伸びるリスクがなく、工事期間を半分以下に短縮することができるというのもメリットです。
 
もちろん、こだわればこだわるほど時間はかかるので、工事期間については内容によって変動するでしょう。
引き渡しまでどれくらい時間がかかるかは、事前にしっかり打ち合わせするのが大切です。

メリット3:移設ができる

一般的な建築物も移設することができますが、一度解体して再度組み立てる必要があるので費用が高額になります。
コンテナハウスの場合は解体する必要がないためレッカーで移動でき、比較的簡単に移設することが可能というのもメリット◎
 
せっかくこだわった内装や外装、移転時に変わってしまうのはもったいないですよね!
コンテナハウスなら移転が必要になったとき、建物ごとお引越しできるのでこだわりのお店をそのまま移設することが可能です。
 

コンテナハウスでカフェ開業するデメリット

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メリットも多いコンテナハウスですが、意外と費用がかかったり立地に制約があったりといったデメリットもあります。
思っていたのと違った…なんてことにならないためにも、デメリットも知った上で検討することが大切です。
コンテナハウスでカフェ開業するデメリット3つについて解説します。
 

デメリット1:意外と費用がかかる

コンテナハウスは安いイメージを持たれる方が多いのですが、実際は思うほど安くありません。
確かに同じくらいの規模感で建物を建てるよりは安く済むこともありますが、イメージとしては木造住宅の一軒家を建てるよりも費用がかかると考えた方が良いでしょう。
木造建築と比べると高いと感じてしまいますが、コンテナハウスは鋼鉄製のため重量鉄骨として考えると安いといえます。
 
意外と費用がかかることを知って断念する人も多いのですが、安さよりも無骨なコンテナハウスの外観やカスタマイズの自在さといったデザイン面や頑丈さ、完成までの時間が短縮できるといったメリットを考慮して検討するのがおすすめです。

デメリット2:コンテナハウスを運び込める立地が必要

コンテナハウスは工場で組み立てた状態で輸送し、クレーンで吊り上げて設置します。
コンテナハウスを設置するには、コンテナハウスを運び込むための大型トラックが通れる道幅があることや、クレーンを使用する際にひっかからないよう電線が周囲にないことなどの条件をクリアしなければなりません。
 
建物の引き渡しまでの期間が短いといったメリットがある一方で、設置できる場所が限られるという点はコンテナハウスのデメリットといえるでしょう。

デメリット3:固定資産税がかかる

コンテナハウスは簡易的に建てられるので固定資産税がかからない気がしてしまいますが、実際は建築物として固定資産税徴収の対象になります。
類似したもので車両のうえに設置するトレーラーハウスがありますが、こちらは固定資産税がかかりません。
 
これら2つの違いは建物が地面に接しているかどうか。
コンテナハウスは地面に固定して建てられるので固定資産税を支払う必要があります。
ただし、トレーラーハウスは車両とみなされ自動車税の対象になることもあるので、検討する際は税金についてもよく調べておくのが良いでしょう。
 

施工事例

 

一見コンテナハウスには見えないオシャレなカフェ★

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近代的で洗練されたデザインのカフェもコンテナハウスを利用しています。
 
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木のぬくもりとコンテナの無骨さを活かしたデザインです。

コンテナ3台を使用したカフェ&イベントスペース

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広々としたイベントスペースを備えたカフェもコンテナを利用しています。
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窓の大きな建物内は採光が良く、白を基調とした明るい空間が広がっています。
コンテナ×素材の組み合わせによって可能性は無限大です◎
 

和歌山でコンテナハウスを利用したカフェ開業なら「ヤマトシ」へ!

 
コンテナハウスでカフェを開業したいけど思ったより費用がかかるな…と思われた方もいるかもしれません。
しかし、コンテナハウスの無骨な見た目は写真映えも良くカフェにぴったり!
木造住宅よりは費用がかかるものの、条件によっては補助金の利用が可能な場合もあります◎
また、頑丈な重量鉄骨の建物としては比較的費用が抑えられるうえ、木造住宅よりも耐用年数が長く設定されているのでコストパフォーマンスが高いんですよ☆
 
増築や改築もしやすいなど、メリットも豊富なコンテナハウスでカフェ開業をお考えの方はぜひ和歌山密着の「ヤマトシ」へご相談ください!
 
 
 
 
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